てけとーぶろぐ。

ソフトウェアの開発と、お絵かきと、雑記と。

日本語キーボードを英語キーボードとして使いつつ変換・無変換キーを使う(2)

日本語キーボードを英語キーボードとして使いつつ変換・無変換キーを使う - てけとーぶろぐ。 の続きというか、別解です。

実現したい事としては英語キーボード設定で日本語キーボードをつないでいるときに 変換キーでIMEをONにし、無変換キーでIMEをOFFにする、です。

自分は英語キーボードをつなぐこともあるのでalt-ime-ahkのように左Altキー空打ちでIMEをONにし、右Altキー空打ちでIMEをOFFにする、も有効にしておきたいです。

今回はAutoHotkeyを使います。AutoHotKeyAutoHotKeyスクリプトを用意することであるキーを押したら別のキーを押したことにしたり、あるキーを押したらある処理をする、といったことが柔軟に行えるツールです。

まずAutoHotKeyをインストールします。

次にAutoHotKeyスクリプトを用意します。 適当なフォルダーにGitHub - karakaram/alt-ime-ahkから「IME.ahk」をダウンロードします。 さらに同じフォルダーに以下の内容で「AutoHotkey.ahk」というファイルを作成します。

#Include IME.ahk

vkEB::IME_SET(0)

vkFF::IME_SET(1)

なんとなく分かるでしょうか?「IME.ahk」をインクルードして、無変換キーが押されたらIMEをOFFにし、変換キーが押されたらIMEをONにするようにしています。「vkEB」「vkFF」の部分は仮想キーコードです。試した感じ、英語キーボード設定で日本語キーボードをつないでいるとき、無変換キー、変換キーはそれぞれこのような仮想キーコードとなるようでした。

あとは出来上がった「AutoHotkey.ahk」をダブルクリックすると 変換キーでIMEがONに、無変換キーでIMEがOFFに、という状態になります。 「AutoHotkey.ahk」へのショートカットをスタートアップフォルダーに置けばWindowsへサインインしたら毎回その状態に。

自分はさらに「alt-ime-ahk」の機能も使いたい、かつ、せっかくAutoHotKeyを導入したので1つのAutoHotKeyで済ませたいということで… GitHub - karakaram/alt-ime-ahkから「alt-ime-ahk.ahk」も先程の「AutoHotkey.ahk」と同じフォルダーにダウンロード。 「AutoHotkey.ahk」を以下の内容に書き換えます。

#Include alt-ime-ahk.ahk

vkEB::IME_SET(0)

vkFF::IME_SET(1)

これでalt-ime-ahkの機能も有効になります。