要は以下の記事に従ってUSBメモリーにUbuntuをインストールしてUbuntuを使い始め、 あわよくばメインで使うOSをWindowsからUbuntuに変えていこうとしているという話です。
この方法、Windowsをメインで使っているけどUbuntu等のLinuxを積極的に使っていこうとしている方におすすめできると思ったので紹介する次第です。
2024/01/10 追記: 自分は試していませんけど以下の記事の方法の方がややシンプルですね。次インストールするときはこちらを試したいです。
この方法は何がいいのか? それはメインのPCのWindows環境はそのままに、メインのPCでUbuntuを使えるようになることです。 大抵メインのPCが一番の性能でしょうから、好ましいことですよね。
これに近いものでよく見かけるのはWindowsがインストールされているストレージにUbuntuもインストールするデュアルブートです。 しかしこれには次のような問題があります。
- Windowsで使えるストレージ容量が減ってしまう。かと言ってUbuntuに割り当てる容量をケチると中途半端なUbuntu環境になってしまう。
- Windowsの更新でUbuntuが起動しなくなったりすることがある。(最近起きるのかは知りませんが…)
USBメモリーへのインストールであればこのような問題はありません。
さて、手順自体は最初に紹介した記事の通りですが1つポイントがあります。 それは十分な容量と転送速度を持ったUSBメモリーを使うことです。
ここを誤るとメインをはれる環境は手に入りません。 逆に言えば手頃な価格の十分な性能の製品が出てきたからこそ、このUSBメモリーへのインストールが実用的になったとも言えます。 自分はトランセンドのTS512GJF920という製品を選びました。
あと手順では Ubuntu 20.04 LTS を使っていますが 自分のPCでは Ubuntu 20.04 LTS のライブUSBが起動せず Ubuntu 22.10 のライブUSBだと起動したので Ubuntu 22.10 を使っています。 →後日Ubuntu 22.04.3 LTSに変更しました。サポート期間を考えると乗り換え組にはLTSがおすすめです。
これでUSBメモリーがささっていればUbuntuマシンとなるわけですが USBメモリーが出っ張って持ち運びに不便ですよね。
ということでオーム電機のUSB3.0 L字変換コネクターL&R 各1個入 PC-SU3LLRという製品を使っています。
これを使うとこんな感じになります。
加えてこれだけだとUSBポートの位置が低くてUSBメモリーがノートPC本体から下にはみ出して机にあたってしまうため
こちらの製品をノートPCの裏に貼って底上げもしています。
そのうち、こんなことをせずとも済むような、極小サイズで十分な性能を持ったUSBメモリーもでてくるんでしょうねー。
最後に、デュアルブートの問題点について触れたので、おまけとして自分がUbuntu乗り換えに失敗した他の方法についても書いておきます。
余っているPCにUbuntuをインストール
余っているマシンは大体性能がいまいちなのでそこになれないOSを入れても…使わなくなりますね…。
Windowsの方がやりやすいことや、Windowsでないとできないことはいくらかあり、仕事がらみだと致命的だったりするわけで…今やるのは厳しいですね…。
実のところ、まだWindowsとUbuntuで半々ぐらいの利用なのですが、このまま乗り換えていけそうな気がしています。
その他、USBメモリーを買っただけなのに新しいマシンを調達したかのような気分になれてお得感があります。そこもおすすめしたい点です。