以前100均素材でラズパイケースをつくったが
最近はもっぱらMDFボードをレーザーカッターで切ってつくっている。
こういうものには3Dプリンターだろうと思って試したのだが
現状では設計時間もコストも工作時間も精度も
レーザーカッターの方がいいという結論に。
箱状のものだからなのだとは思う。
自分のつくりかたを紹介する。
まずおおまかな設計。
今回はラズパイZeroの公式ケースがそのまま収まるケースを作る。
「raspberry pi zero size」などでWeb検索してサイズの入った図面を手に入れ
サイズを把握する。
以下のサイトでベースとなる図面を作成する。
2.5mm厚のMDFを使う予定なので「Material Thickness」は2.5mmに。
「Generate Laser Cutter Case Plans」でsvgファイルを出力する。
このSVGをIllustratorなどで編集して
カメラ用の穴やUSB端子用の穴を加えたりする。
正しい位置に穴を加えるために
前述のサイズの入った図面を使ったり
実際に公式ケースのサイズを測ったりする。
サイズを測るのにはデジタルノギスが便利。
高儀 M&M デジタルノギス カーボンファイバー 150mm DCN-150
- 出版社/メーカー: 高儀
- メディア: Tools & Hardware
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できた図面。
図面ができたら2.5mm厚のMDFボードを買う。
大きなホームセンターに行けば手に入ると思う。
自分は近くのUnidy等で買う。
大きなものを買ってn等分にカットしてもらうと割安に。
あとはMDFボードをレーザーカッターで図面に従ってカットする。
レーザーカッターを時間貸ししている施設で行う。
自分はFabLabをよく使っている。
図面と素材を持っていくとレーザーカッターでカットしてくれるという場所もある。
自分はCAINZ工房を一度使ったことがある。
CAINZというホームセンター内にレーザーカッターがあり
そこで買ったMDFならカットしてくれる。
量産するならば割安になると思う。
カットできたら組み立てる。
ネジで止めて、お得意の100均の三脚をつける。
ちなみに
こちらの「ラズパイZero公式ケース用ケース(三脚付き)」を
2/10の同人ハードウェアフェスにて販売予定です。
よろしければお越しください。
mag.switch-science.com