Ctrl + マウスのホイール で拡大縮小というのは
いつの間にやら Word や Excel や IE や Chrome と
多くのアプリで採用される操作方法になっている。
それで自作のアプリにも実装してみたのだが
どうも拡大縮小の加減が心地良くない。
どのような実装にしたかというと
マウスホイールが1ノッチ動くたびに
単純に拡大率を15%足したり引いたりするようにしたのだ。
つまり 100% → 115% → 130% … といった感じ。
これだとはじめの方はいいのだが、ある程度拡大したところから
もっと拡大したいな、となったときに、ホイールをコロコロやっても
なかなか大きくならないな―…と感じてしまう。
そこで Chrome を見てみると
100% → 110% → 125% → 150% → 175% → 200% → 250% …
とだんだん拡大率の増え方が大きくなっている。
この拡大率のテーブルはどう作っているんだ?
これが正解なのか? 自分のよりは心地よいが…。
困ったときは現実世界をモデリングだ。
人間、物に近づけばそれが大きく見えるし、物から遠ざかればそれが小さく見える。
ホイールのコロコロを対象物に向かっての前進や後退と捉えては…?
ある距離近づくと、どれだけ大きく見えるようになる?
真面目に計算して実装してみたいと思う。
直感的で使いやすいものになることを信じて。
つづく。